カハラ地区の住宅地で、ゴミ箱の中から新生児が発見されるという子供遺棄事件が起こったとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
救急隊員によると、事件は23日(土)午後11時30分頃、ワイアラエ・アベニューに住む住民が自宅の外で女性の叫び声を聞いたことから始まった。その住民は、見知らぬ女性が新生児を出産しているのを目撃し、911に通報した。
ホノルル警察によると、住民は、女性が現場から立ち去るのを目撃した後、灰色のゴミ箱の中に生まれたばかりの女児がいるのを発見したという。救急隊員はこの女児を重体でカピオラニ・メディカル・センターに搬送した。
なお、現在のところ、この事件による逮捕者は出ていない。
チャイルド・ウェルフェア・サービス(CWS)のホットラインは、子どもの安全に関していつでも無料で相談が可能となっている。これには親が子どもの世話に追われて立ち行かないと感じる状況も含まれる。CWSによると、ホリデーはストレスの多い時期だという。CWSからの支援を含め、サポートに手を差し伸べることは推奨されることであり、恥ずべきことでは決してない。
CWSの相談窓口は、下記のとおり(24時間営業)
児童虐待やネグレクトの疑いがある場合の通報先:1-888-380-3088
子どもの人身売買の疑いがある場合の通報:1-888-398-1188
シェアする
画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.26)