ノースキャロライナ州アッシュビルには、アメリカで最も大きな個人住宅がある。
「ビルトモア・エステート」(エステートとは邸宅という意味)と呼ばれるこの大邸宅がどれくらい大きいのかをフォックス・ニュースが伝えている。
フレンチ・ルネッサンス風の城のような大邸宅の部屋数は250、そのうち寝室は35、バスルームは43、暖炉は65個あるという。
音楽室やビリヤード室、熱帯植物が育てられているガラス製温室などもある。
ジョージ・ワシントン・ヴァンダービルトという人物によって1889年から6年の歳月をかけて建設されたこの屋敷は、完成した1895年から毎年クリスマスイブの日に一般に公開されて今年で126年目を迎えるが、今もヴァンダービルト家が所有している。
この大邸宅のクリスマスの飾り付けのデザインには専属のスタッフがおり、1年前からクリスマスの準備をしているという。
屋敷の広さはおよそ175,000平方フィート(およそ5000坪)で、今年のクリスマスには、62本のクリスマスツリー、175株のポインセチア、14,000個のオーナメント、45,000個のライトが使われて美しく飾られているそうだ。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.12.24)
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