石油成分が検出された海軍の水道システムの清浄化作業が進んでいる。
パールシティ・ペニンシュラ周辺でのパイプの中に残っている汚染水を洗い流す作業は、水道システム内の作業を完了したとKHONが伝えている。
海軍によると、今後は12月28日から30日にかけて、パールシティ・ペニンシュラで汚染水が供給された戸建て住宅を1件ずつ清浄して回るという。
アリアマヌとレッドヒルの水道システムパイプの一部も清浄が終了している。
12月23日、「この汚染水問題が発生してからおよそ1カ月になりますが、被害を受けた一般人からの被害クレームのプロセスはどうなっていますか?」との質問が寄せられた。
これに対して海軍のケリー・アグハ少佐は「これは海軍が現在フォーカスしている1番の問題です。私の部下たち、法務関係者と事務関係者による担当班がほとんど毎日のように検討しています。非常に大きな問題なので、人事関係者も参加して解決策の作成に当たっていますが、もうすぐ作成が終了するので今後新しい情報をお伝えできると思います」と述べている。
この清浄作業には大きな炭素フィルターが使われているが、12月19日にはアメリカ空軍がパールハーバー・ヒッカム合同基地に21個を輸送しており、さらに4個が送られることになっている。
このフィルター清浄システムの費用に600万ドル以上かかっている。
清浄作業終了までには30日から45日かかるという。
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写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.12.24)