ワイキキからダイアモンドヘッドまでの海岸線は魚を取ること(釣りや銛で魚を仕留めるなどの行為)は現在許可されているが、2023年1月1日から12月31日までの1年間、それらの行為が禁止されることが発表されたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
州土地自然資源局(DLNR)によると、1年間に限り漁獲を禁止することで、周辺の魚の生育を保護するためだという。
正式には、ワイキキ・ダイアモンドヘッド海岸線漁業管理地区 (Waikiki Diamond Head Shoreline Fisheries Management Area)と呼ばれている区域が対象となる。
具体的には、ワイキキ戦争記念屋内プール(Waikiki War Memorial Natatorium)の西側の壁からダイアモンドヘッドの灯台までの区間で、海岸線から500ヤード(およそ457メートル)あるいは海底に広がっているリーフの先端までとなる。
この区域では、1年おき(西暦の奇数年)に魚を取ることが禁止されている。
また、隣接するカパフルまでのワイキキ海洋生物保護地区(Waikiki Marine Life Conservation District)での漁獲は常に禁止されている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.22)