日刊サンWEB|ニュース・求人・不動産・美容・健康・教育まで、ハワイで役立つ最新情報がいつでも読めます

ハワイに住む人の情報源といえば日刊サン。ハワイで暮らす方に役立つ情報が満載の情報サイト。ニュース、求人・仕事探し、住まい、子どもの教育、毎日の行事・イベント、美容・健康、車、終活のことまで幅広く網羅しています。

デジタル版・新聞

ニュース

【ハワイニュース】花火でストレス ペットの健康に注意

最近夜になると時折花火が打ち上げられていることに気がついた人も多いだろう。

個人による打ち上げ花火は違法行為だが、これから大晦日にむけてさらに頻繁になると見られている。

突然鳴る大きな音に驚くのは人間だけではなく、ペットも同様だ。

動物保護団体「ハワイアン・ヒューメイン・ソサエティ」のブランディ・シマブクロ氏KHON2の取材で、「伝統的に花火が打ち上げられる大晦日や独立記念日だけでなく、最近では1年を通して花火の音を聞くようになっている。ペットの飼い主も、大晦日と独立記念日には備えているが、平日の夜に突然大きな音がすると、ペットは本当に大きなストレスを感じてしまう」とコメントしている。

アリイ動物病院のモーリーン・ランキン獣医師は、「パニックになると犬は、逃げる、隠れるといった本能が働き、家から逃げ出して迷子になってしまうことがよくある。フェンスを飛び越えたり、中には窓から飛び出す犬もいる」と述べている。

犬が逃げ出さないようにするには、花火が上がる夜間には、できれば屋内で過ごさせるのが良いという。

ヒューメイン・ソサエティでは、ペットにマイクロチップを埋め込んでおくよう飼い主に奨励している。

また、マイクロチップに登録されている電話番号などの情報の更新も重要だ。

犬の首輪にも電話番号と名前のタグなどを付けておくのも、迷子になった場合に大きな助けとなる。

大晦日の夜は、クラシック音楽をかけて花火の音を紛らわすことで犬を落ち着かせる効果があるという。

飼い犬が花火の音を怖がることが事前にわかっている場合には、動物病院で薬を処方してもらうことも可能だ。

ホリデーシーズンには、家の中の飾りや、食べ物など、ペットにとって危険なものがたくさんある。

辛いもの、脂肪分の多いもの、チキンや七面鳥の骨をペットに与えるのは好ましくない。チョコレートが犬にとって有害であることは言うまでもない。

クリスマスの定番、ポインセチアの鉢植えもまた、非常に有害な成分を含んでいるので注意が必要だ。

シェアする

写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.12.22)

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
Twitter
Visit Us
Instagram