【ハワイニュース】オミクロン株感染がハワイで50件 ホノルル・マラソンとの関連なし
12月20日(月曜日)のハワイ州衛生局の発表によると、月曜日の時点でハワイ州内でのオミクロン株感染者数は合計で50件となったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
そのうち49件はオアフ島内で発生している。
このことからすでにオミクロン株の感染源はハワイ州内に定着していると見られ、オアフ島以外の島にもオミクロン株が存在していると思われる。
衛生局では「オミクロン株は元々の新型コロナウィルスよりも感染が広がる傾向が見られているが、他の変異株よりも重症化するかどうかについてはより詳細なデータが求められる」と述べている。
ハワイ州内のコロナ感染数は毎日高い水準で推移しており、20日の新規感染者数は840人だった。
アメリカ国内ではオミクロン株の感染が広がっており、先週の新規感染者のうち73%がオミクロン株感染だったと連邦政府が発表している。
12月12日に開催されたホノルル・マラソンを主催したジェームズ・バラハル氏はイベントが開催されてからコロナ感染の詳細をチェックしてきているが、現時点でイベントと関連した感染は報告されていないという。
衛生局では、同じ週末にアラモアナのナイトクラブで起こった集団感染(クラスター)について調査している。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.12.21)
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