12月20日における新規の新型コロナウィルス感染件数が180件となり、このままでは経済再開計画における第1段階へ逆行する恐れが出てきたが、この感染数の増加は主にハラヴァ刑務所内における感染拡大が原因とされている。

これを受けて、カーク・コールドウェル市長はデービッド・イゲ知事に対して、刑務所内での感染件数をホノルル市の感染件数から除外してくれるように再び要望したとKHONが伝えている。

コールドウェル市長は「保健局からの報告によると、93件はハラヴァ刑務所内での感染だ。刑務所内の感染が一般地域に拡大することはない。このまま刑務所内の感染件数をオアフ島全体の感染件数として、第1段階に戻って島全体をロックダウンさせ、再び経済的打撃を受けることを容認しようというのか？」と述べている。

ジョッシュ・グリーン副州知事は、刑務所内での感染拡大により受刑者の健康を懸念すると述べているが、一方でその他の感染拡大要因として、人々がクリスマスで集まったりしていることを挙げている。

「オフィスでクリスマスパーティを開いたり、友人とプレゼント交換などで少人数で集まっていることが原因だ。クリスマスと新年で注意して行動すれば、来年1月2月はずっと良くなるはずだ」としている。