【世界のこぼれ話】ダイヤモンドクレーター州立公園で良質のダイヤモンド発見 4.87カラット、ほぼ無色 アーカンソー州
アーカンソー州のダイヤモンドクレーター州立公園で、同公園を初めて訪れた男性がダイヤモンドを発見したと米メディアUPIが報じた。
アーカンソー州在住のジェリー・エヴァンスさんは、同公園で透明で小さなガラス片を拾ってポケットに入れた。
その後、米宝石学研究所(GIA)にガラス片の鑑定を依頼したところ、4.87カラットのほぼ無色のダイヤモンドということが判明した。
エヴァンスさんはインタビューで、「鑑定を依頼してから数週間後、研究所から電話があり、ダイヤモンドのことを知らされた。死ぬほどくすぐられたような感じがした」と話した。エヴァンスさんはダイヤモンドクレーター州立公園に連絡し、ダイアモンドを登録した。
同公園アシスタント・マネジャーのウェイモン・コックスさんはニュースリリースで、「公園で見つけたものの鑑定依頼は毎日のようにあるが、GIAがダイヤモンドと鑑定した上で発見の連絡が来たのはこれが初めて。エヴァンスさんが発見したダイヤモンドを公園の記録として正式に登録できたことを嬉しく思う」と話した。
同公園によると、エヴァンスさんが発見したダイヤモンドは、2020年に9.07カラットのブラウンダイヤモンドが発掘されて以来、同公園内で発見された最大のダイヤモンド。同公園では、これまでに2万個を超えるダイヤモンドが発見されている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.20)