18日(日)から大雨や強風などが州内各地を襲い、様々な被害が出ているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
特に被害が大きかったのはマウイ島で、ショッピングモール「ショップス・アット・ワイレア」では、駐車場の巨大な木が倒れ、車数台が下敷きになり大破している。
各所で倒木や強風のために停電となり、12,000世帯に影響が及んでおり、ハワイアン・エレクトリック社では復旧作業に追われている。
一部の店舗では、停電のためにクレジットカード決済ができないなどの影響が出ている。
マウイ島のカフルイ空港では、強風でセスナ機が反転するという事故も起きている。
ハワイ島でも、倒木のために通行止めとなった道路がいくつもあり、避難シェルターが2カ所開設された。
オアフ島でも、40件近くの倒木の通報が寄せられたという。
ウィンドワード側では、13,000世帯が停電状態で一晩を過ごすことになった。
飛行機にも遅延やキャンセルなどが出ている。
オアフ島ノースショアやラナイ島では、グリーンピース程の大きさの霰(あられ)も降った。
また、海岸には折れた枝が散乱していたり、雨の影響で下水が海に漏れ出したところもあるので、海に行く際には注意が必要だ。
州内の公共施設や道路では、職員が枝葉の清掃に取り組んでいるが、全てが終了するまでにはしばらく時間がかかると見られている。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.20)