【ハワイニュース】動物保護団体「ヒューメイン・ソサエティ」エバ地区に新しい施設建設中
オアフ島で動物保護活動をしている非営利団体「ハワイアン・ヒューメイン・ソサエティ」は、現在モイリイリを拠点としているが、来年3月にオアフ島西部のエバ地区に新しい施設をオープンするとKHON2が伝えている。
この施設は、3,000万ドルの予算で、フォート・ウィーバー・ロードとオールド・フォート・ウィーバー・ロードの交差する土地に建設される。
同団体の代表を務めるアンナ・ヌーバー氏は、「オアフ島西部では住民の60%がペットを飼っているが、モイリイリの施設は遠すぎる。車のない人や仕事を休めない人など、我々の提供するサービスを享受できない人々が大勢いる。島内に施設が2カ所あれば、地域住民にとっても動物たちにとっても、より良いサービスを提供できるようになる」と語っている。
新しい施設は5エーカーの土地に建設されるが、そのうち1エーカーはドッグパークとなる予定だ。
犬の保護施設3棟、猫の保護施設2棟、その他の動物用が1棟で、教育プログラムのための教室も完備されるという。
150匹から400匹の動物を収容することができる。
医療施設も併設され、避妊手術や、マイクロチップを入れるサービスが提供される。
エバ地区選出の市議会議員、オージー・ツルバ氏は次のように述べている。
「足を踏み入れたときに、あたたかく迎え入れられる気持ちになる場所だ。長期的に活動し、市民の皆さんに動物を飼うことの責任について知ってもらう場所になるよう望んでいる」
施設はすでに90%完成しており、多くの人々が来年3月の開業を楽しみにしている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.16)