12月15日(水曜日)、マウイ警察の署長と副署長の就任式が行われたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
新しい署長に就任したのはジョン・ペレティア氏で「今回の就任は私にとって素晴らしいキャリアとなり、仕事をする上で影響力がある立場となります。私は警察署長としての任務を忠実に果たし、地域社会を守ることを誓います」と述べている。
就任式では右手を上げて地域のために働くことを誓った。
ペレティア氏は、ニューヨーク州バッファローに生まれ、祖父の代から3代に渡って警察官を務める家庭に育っている。
ラスベガス警察に22年勤務しており、ギャング対策班やSWATチーム、警察犬チームなどで働いた経験を持つ。
今回の警察署長としての就任で、マウイ島の307人の警察官を指揮する立場となる。
副所長となるのは、チャールズ・ハンク氏で、ラスベガス警察の副保安官を務めた人物だ。
警察官としてのキャリアは30年以上だが、新しい任務の最も大きな挑戦となるのは地域の新参者だということだという。
「たいていの場合、人々は大きな変化に対して戸惑うものです。変化が起こったときには、正しい方法で対応する必要があります。私はマウイ島の人々にとってはよそ者という立場で来たので、それを乗り越える最適な方法について考えました。それはコミュニケーションをとることです。私が話すのではなく、相手の話をよく聞くことだと思います」
マウイ市議会議長のアリス・リー氏も「大都市からやってきた新しい署長と副署長が私たちのアイランドスタイルの生活様式に慣れることができるよう期待しています」と述べている。
マウイ警察では現在137の空きポジションがあり、新しい署長と副署長にとってはいくつかの問題を抱えているが「地域社会の将来のために働くことより素晴らしいことはありません。私はこれからの明るい将来のために働くことに非常に大きな期待を持っています」と述べている。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.12.16)
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