ラリー・エリソン氏ラナイ島の住民に
オラクル社の創業者で、世界で11番目に多くの資産を保有するラリー・エリソン氏は、正式にラナイ島の住民となると発表したとホノルル ・スター・アドバタイザーが伝えている。
オラクル社はカリフォルニア州レッドウッド市にあった本社をテキサス州オースティンに移動することを先週発表したが、その際にエリソン氏もテキサス州に移住するのかという問い合わせがあり、その回答として全社員に向けてメモを発表した。
「オースティンに転居するのかという問いの答えはノーだ。私はテキサスには行かない。私はハワイ州に転居した。そしてズームの力を利用してラナイ島から仕事をすることになる。マハロ」
ラリー・エリソン氏(76歳)は750億ドル(およそ7兆7,000億円)の資産を持ちラナイ島の98%を所有しているおり、ラナイ島で3,000人の住民を雇用している人物でもある。
ラナイ島ではホテルを所有しているほか、主な食料品店や新聞なども所有している。
カリフォルニア州ではエリソン氏をはじめとする超富裕層の人々が高い税金を逃れるために州外へ転居している。
テスラ社のCEOであるエロン・ムスク氏は先週カリフォルニアからテキサス州へ転居しており、スプランク社のCEOであるダグ・メリット氏もテキサス州オースティン近郊へ転居した。
エリソン氏はプライベートジェットで移動するために、ラナイ島で今まで見かけることはほとんどなかったというが、今後は街で見かけることもあるかもしれないと住民はいう。
写真:drserg / Shutterstock.com
(日刊サン 2020.12.15)
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