ハワイのワクチン接種 今日にも開始
12月14日には全米で145カ所の拠点でファイザー製ワクチンが到着して、そこからおよそ500カ所の接種地点に今日と明日の両日に到着する予定になっている。
ホノルルにおいてはすでにクイーンズ・メディカル・センターが最初のワクチンを受け取っており、最初の975回分のワクチン接種が始まろうとしているとKHONが伝えている。
ワクチンは現在クィーンズの超低温冷凍庫に保存されている状態で、今日明日にも医療従事者に対して開始される見通しだという。
クイーンズの発表によると「我々はまだ警戒を解く状況にはない。ワクチンが行き渡るまでには数カ月かかるだろう。それでもこの状況を打開する糸口が見えてきた」と述べている。
ハワイ州ではファイザー社製ワクチンを毎週受け取ることになっている。
ジョッシュ・グリーン副州知事は「14日に975回分のワクチンをハワイ州として受け取ったが、来週水曜日には4,000回分のワクチンを受け取ることになっている」という。
救急隊員や消防隊員に対しての接種がもうすぐ始まろうとしている。
グリーン副州知事は「ヨーロッパでは2人が顕著な副作用を起こしているが、全ての薬やワクチンにはある程度の副作用が現れている。我々は注意をしながらこのワクチン接種を進めて行く予定だ」としている。
保健局長であるリビー・チャー氏は述べている。
「このワクチンは我々が新型コロナウィルスと戦う大きな力となる。我々は持てる全ての力を用いて新型コロナウィルスと戦わなければならない。そしてワクチンが行き渡り安全が確認されるまで、マスクの着用と社会的距離を保つことが重要となる」
(日刊サン 2020.12.15)
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