ホノルル市 初の電気バスお披露目
12月14日、ホノルル市は初の電気バスを報道陣に公開したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
会見の場には、40フィートの大きなバスが非常に静かに運転されており、その静けさに報道陣も驚いたという。
この電気バスは38人分の乗客シートがあり、立つ乗客収容数も同様だ。
今後ホノルル市内のバスルートの70%から75%を担うことになるという。
カーク・コールドウェル市長によると「ホノルル市は2035年までに全ての市営バスを100%電気で賄うようにするという目標を掲げている。これは貴重な第一歩だ」という。
バスの購入コストは1台100万ドルで、3台のうち1台は連邦政府のゼロ排気ガスバスプログラムの支援を受けている。
運用コストとしての電気料金は、現在利用されているバスに使われているディーゼルとほどんと同じ金額となる。
現在バスの電気チャージャーはまだ1台しかなく、来年春までには32台のバスのための大きなチャージングステーションが建設される予定だという。
この新しい電気バスは今後数週間のうちに運行される予定だという。
写真:City and County of Honolulu
(日刊サン 2020.12.15)
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