ウェブサイト「フォーブス・アドバイザー」は、2023年度版「離婚にかかるコストが最も高い州・低い州」を発表した。これによると、ハワイ州は全米で6番目に離婚コストが高い州であることがわかったとKHON2が伝えている。
フォーブス・アドバイザーは、全米の離婚申請費用、弁護士の平均費用、生活費、離婚費用にかかる世帯収入の割合を考慮し、2023年度の州別離婚コストランキングを作成した。この分析によると、離婚するのに最も費用がかかる州トップ10は、生活費が最も高い州でもあり、住民は法的な別離の費用を含め、ほとんどすべてのことに多くの費用を支払っていることがわかった。
1位はカリフォルニア州で、中央価格は1万159ドルという結果が出た。全米の離婚費用の中央価格は7567ドルで、平均的なアメリカ人が離婚解決に年収の7%を費やすのに対し、カリフォルニア州民は結婚生活から抜け出すために世帯年収の8%強を支払う計算となる。これは、離婚申請にかかる費用(435ドル)、州内の弁護士の平均時給(1時間あたり85ドル)などが一因となっているようだ。
ハワイ州の離婚費用の中央価格は1万3198ドル70セントで、世帯年収の10.77%にあたる。ハワイのほか、生活費の高いニューヨーク州やアラスカ州もトップ10に入っている。
なお、費用がかからない州は、カンザス州、ネブラスカ州、アイオワ州の3州で、全米の穀倉地帯と南部の州となっている。
ランキングの上位・下位10は下記のとおり。
離婚コストが最も高い州
- カリフォルニア州
- ニューヨーク州
- オレゴン州
- マサチューセッツ州
- アラスカ州
- ハワイ州
- アリゾナ州
- ネバダ州
- ワシントン州
- フロリダ州
離婚コストが最も低い州
- カンザス州
- ネブラスカ州
- アイオワ州
- ワイオミング州
- サウスダコタ州
- ノースダコタ州
- オハイオ州
- オクラホマ州
- ミシシッピ州
- ジョージア州
フォーブス・アドバイザーによる「離婚にかかるコストが最も高い州・低い州」の詳細はこちら。
https://www.forbes.com/advisor/legal/the-cost-of-divorce-by-state/
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画像:stock.adobe.com / Daniel Jędzura
(日刊サン 2023.12.15)