グリンチ人形を乗せて相乗りを偽り違反切符 アリゾナ州
HOVレーンとは、High-Occupancy Vehicles 専用車線のことで、規定人数以上が搭乗している車のみが走行可能な車線だ。
相乗りを増やして走行車数を減らすことで、渋滞緩和と排気ガス排出削減を狙っている。
その車線を、空気で膨らませたグリンチ人形を助手席に乗せて走行した人がいるとAP通信が伝えている。
ドクター・スース(Dr. Seuss)の本でクリスマス・キャラクターとして有名な緑色のグリンチだが、その人形を同乗者のように見せかけたという。
アリゾナ州のハイウェイ・パトロールが、「怪しげな緑色の人物」を乗せてHOV車線を走行している車両を発見した。
停車させて中を見ると、助手席にグリンチが座っていたという。
係官は違反切符を発行したが、あまりの面白さに写真を撮って当局のツイッターに投稿したという。(運転手の顔は隠されている)
「クリスマスの雰囲気で面白いとは思うが、これは違反行為だ。交通ルールは守るように」
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.15)