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【ハワイニュース】米首都ワシントン、議会襲撃事件で極右2団体と関係者ら提訴
プラウド・ボーイズ ハワイ支部のオックス氏含む

米首都ワシントンは14日、今年16日、ドナルド・トランプ前大統領の支持者による連邦議会襲撃事件について、プラウド・ボーイズ(Proud Boys)ハワイ支部創設メンバーのニコラス・オックス氏を含む団体関係者らと極右2団体を提訴した。オックス氏の公聴会は来月に予定されている。


ワシントン市コロンビア特別区のカール・ラシーン(Karl Racine)司法長官は、「米国議会議事堂への攻撃を計画、扇動し、人々を参加させることで首都を恐怖に陥れようと共謀した」とし、「プラウド・ボーイズとオウス・キーパーズ(Oath Keepers)の2団体および関係者31人を提訴した」と述べた。

今回の訴訟は、白人至上主義団体「クー・クラックス・クラン(KKK)」の制圧のため19世紀に制定された法律に基づき、米連邦裁判所に提訴された。同法は、憲法上で定められた他者の権利を剥奪する共謀行為について言及している。

ワシントン市は訴状で「プラウド・ボーイズとオウス・キーパーズが、選挙結果が合法的なものであったにも関わらず、トランプ氏の2期目続投実現のための襲撃を計画し、その資金を調達した」とした上で、「その結果として起こった襲撃事件は組織的な国内テロ行為であり、抗議行動や集会ではなかった」と述べた。また、暴動中の米国会議事堂の警備費用として費やされた数百万ドルの取り立てにも言及している。

襲撃では、トランプ支持者約800人が議事堂に乱入し、警察官らに暴行を加えた上、ジョー・バイデン(Joe Biden)氏の次期大統領就任手続きが行われていた上下両院合同会議を中断させた。これにより、議会機能が一時的に停止した。

写真:  Shutterstock.com

(日刊サン 2021.12.15)

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