カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の最近の研究によると、Z世代の約38%がセックスやその他の節目を迎えていないことが判明したとKHON2が伝えている。
Z世代は1997年から2012年の間に生まれた人々を指す。Z世代に関する研究はこれまでにもいくつかあるが、団塊の世代やX世代、ミレニアル世代などの前の世代に比べて性行為が少ないことを示唆している。
Z世代の性行為の遅れや不在を招いている要因のひとつは、経済的機会の低下だと研究者は述べている。UCLAの調査によると、Z世代は経済発展や機会に対する保守的なアプローチから最も大きな影響を受けており、それが「アメリカン・ドリーム」に参加できないという形で現れているという。Z世代は経済的な安定を得ることなく、以前の世代が受けていたような統制を受けずに、安定へのアプローチを自分たちで作り出していることを示している。
また、同調査では、Z世代は飲酒量が減っていることも示されている。基本的に、この世代にとってはすべてが後回しになっているのだ。
調査によると、団塊の世代、X世代、ミレニアル世代など、過去の世代の最初の性的出会いは一般的に16歳前後だったが、Z世代(2023年現在、11〜26歳くらい)はまだ待っている状態だという。また、52%がフルタイムの仕事を1つ以上持ちながらも、経済的には貧困ライン以下で生活していると回答している。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.14)