水道局（BWS）は13日、ホノルル中心部の飲料水のうち約20%を供給するハラワ・シャフト（給水所）の水質検査の結果について「燃料による汚染の兆候はなく、正常な水質だった」と述べたとハワイニュースナウが報じている。

BWSチーフエンジニアのアーネスト・ラウ氏は「レッド・ヒルの水質問題は特に技術的な面で非常に複雑だ」と話した。BWS水質部門プログラム管理者のアーウィン・カワタ氏は、「先週行われたハラワ・シャフトの水質検査の結果は、過去8年間にわたって行われていた検査の結果と一致している。燃料による汚染、つまりJP5、JP8、総石油炭化水素ガソリン、ディーゼル、石油による汚染は見つからなかった」。

カワタ氏は「水質検査は数回行われたが、燃料成分からの汚染物質や、鉛、水銀などの重金属が含まれていなかった」と述べた。BWSは、州保健省がレッドヒルの給水所から燃料による高レベルの汚染物質を検出した後、他の給水所に汚染が広がるのを防ぐため、過去数週間にわたり島内の複数の給水所を閉鎖していた。