アメリカ地質調査所(U.S. Geological Survey)は13日(火)朝、マウナ・ロアの噴火が停止したこと発表をしたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
発表に伴い、危険レベルは、赤(危険)から黄(注意)に下げられたという。
専門家らは、先週土曜日に第3噴火口からの溶岩の流れが止まったと見ている。
二酸化硫黄の排出量も、ほぼ噴火前のレベルに低下している。
ハワイ火山観測所のケン・ホン氏は、噴火に関連する火山性振動と地震が「大幅に減少した」と述べている。
11月27日に始まった噴火による被害はなく、溶岩は人家のない地域に流れており、その流れもここ数日でおさまってきていると見られていた。
噴火はおさまったものの、専門家は、噴火口近く、溶岩の流れやその先端部で、溶岩が冷却するにつれ、白熱部分が数日から数週間にわたって残る可能性があると述べている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.13)