ホノルル市は、このホリデーシーズンに公共交通の選択肢に対する認識を高めるため、初の「ハッピーHOLOデーズ」キャンペーンを実施する。その一環として、市運輸局(DTS)は、今週、ホリデーシーズンをテーマにした新デザインのHOLOカード3枚を発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
HOLOカードは、ザ・バスやスカイライン、ザ・ハンディバンの乗車時に利用できる非接触型のICカードだ。新デザインのHOLOカードは、対象のセブンイレブン、フードランド、ワイキキのJCBプラザラウンジ、スカイラインのハラワ駅で購入できる。
DTSは、このホリデーデザインのHOLOカードを人々がオフィスのギフトやクリスマスの詰め合わせギフトに入れて配ることで、ザ・バスやスカイラインへの乗車が増えることを望んでいる。
6月末より開通したスカイラインにとって、これが初めてのホリデーシーズンとなる。沿線にはショッピングやダイニング・スポットがあり、鉄道を利用することでフリーウェイの渋滞を避けることができるとDTSのジョン・ノウチ副局長は語る。「渋滞から外れたところに車を停め、ショッピングモールの近くや、スカイラインで目的地まで行くことができる」
一方、DTSのロジャー・モートン局長は、2023年後半までにスカイラインの利用者を増やすことに関しては挑戦であるとし、「乗車数が1日3000人から3500人の間でやっていけるかどうか、注意深く見ていくつもりだ。年末年始には、利用者が少なくとも1000人増えることを望んでいる」と語った。
DTSのスカイラインの乗車率データによると、11月中の総乗車者数は8万3148人だった。11月1日の3547人が最高で、11月23日の1185人が最低だった。それ以前の月の方が多く、10月は9万2578人、9月は9万1088人、8月は9万6178人だった。
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画像:twitter.com / Transportation HNL
(日刊サン 2023.12.12)