オアフ島西部エバビーチにある「カピリナ・ビーチ・ホーム」というエリアは、元々は軍人用住宅と開発されたものだが、今では大半の住宅はハワイの一般市民の住宅となっている。
これらの住宅に供給されている水道水は、海軍の汚染された水道システムからの水であるかもしれないとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
12月6日(火曜日)に、ジェイデン・ボニヤさん(17歳)はシャワーを浴びて歯を磨いた後に突然身体中が腫れ上がり、父親により病院に担ぎ込まれた。
ジェイデンさんによると、目が飛び出るようで、医療関係者が中を見ることができないほど喉の内部が腫れ上がったという。
翌日に医師から説明があり、アレルギーではなく毒性反応によるものだという。
同居しているマンディー・ルイスさんは先週金曜にシャワーを浴びた後にひどい湿疹がでて入院した。
この住宅エリアを管理しているグレイスター社は「海軍の水道システムから供給されている水が汚染されているという今回の問題について、この住宅エリア内で混乱があるようです。海軍は、この住宅エリアに供給されている水道水が汚染されているとは思わないと言っていますが、住民には予防措置として水を飲まないように推奨しています」という電子メールが住民に向けて送付したという。
ハワイ州衛生局ではこの2件について調査をしている。
また、衛生局はレッドヒル小学校、ニミッツ小学校、パールハーバー小学校、パールハーバーカイ小学校、イロクオス・ポイント小学校、ヒッカム小学校の7校に対して、水道水を使用しないように通達している。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.12.9)
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