スモールビジネスがピンチ
現在ホノルル市は経済再開計画の第2段階にあり、小売店舗では収容人数の制限が50%だ。
小さな小売り商店などではクリスマス商戦真っ只中だというのに、お客を店内に入れることすら難しい状況の中、ホノルル市議会はカーク・コールドウェル市長に対して再開計画の条件を緩めるように提言したとKHONが伝えている。
小売業では、50%の制限では店舗を運営していくことが困難だとか、予約のみで顧客を店内に入れて営業しているといった説明がなされた。
新型コロナで大きな打撃を受けたのはライブイベントだが、ホノルル市の経済再開計画にはライブイベントについての記載がないため、いつになったら再開できるのか目処すらついていないという。
市議会としては再開計画を緩めるように市長に求めるという提言を可決したが、市当局は新型コロナウィルスの感染数が減少していない中で、本土での感染拡大を懸念している。
再開計画の各段階でなにをどれだけ許可するかという最終的な判断は保健局に任されている。
ホノルル市では現在までに小規模企業に対して1億7500万ドルの補助金を助成してきている。
小規模企業に対する助成金の申請など詳細についてはこちらから。
(日刊サン 2020.12.08)
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