行方不明になっていた大型犬が、なんと地上から25フィート(約7.6メートル)の木の上にいる状態で発見されたとCNNが伝えている。
サクラメントとタホ湖の間に位置するカリフォルニア州エルドラド郡の森の中で、3日(日)、ブライアン・スピースさんは、いなくなった飼い犬のルナを探していた。ルナは生後10カ月のジャーマン・シェパードの子犬だ。
スピースさんは自宅近くの森でルナを探したが、最悪の事態が起きたのではないかと心配していた。「ここにはクマもいるし、ピューマもコヨーテもキツネもいる。だから、ピューマがルナをさらったかもしれないと恐れた」とスピースさんは語った。
行方不明になってから1日以上経って、ルナはようやく発見された。スピースさんの友人であるルカ・ボグダノビッチさんは、たまたま上空を見上げたところ、何かが目に入ったという。「道路をドライブしていて、左を見た。びっくりした。木の上に何かがいるのが見えて、『何てこった、犬だ』とわかったんだ」
ボグダノビッチさんはすぐにスピースさんに連絡した。スピースさんはすぐさま現場に向かい、作業車から延長はしごを使ってルナに手を伸ばした。「手を伸ばしてルナをつかみ、ぎゅっと抱きしめて、そのままハシゴを降りた」
救出された後、ルナは疲れていたようでよく眠ったが、すぐに元気な姿に戻ったという。ルナが木の上にいた理由は不明だが、今回の冒険を経て、スピースさんは、「もしまた迷子になったら、上を見上げて探そうと思う」と笑った。
シェアする
画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.8)