ハワイ全島に強風注意報 火災にも注意
このところ、風の強い日が続いている。週末にむけて貿易風が強まり、強風に関する注意報が発令されているとハワイ・ミュース・ナウが伝えている。
国立気象局(NWS)は、ハワイ島コハラ地区西部に9日午後6時までの強風警報を発令した。
時速32kmから64kmの東風が続くと見られ、ときおり時速100km近い突風となる可能性があるという。
強風による倒木、電線の切断、屋根への損害の可能性もあると注意を喚起している。
9日午後6時までの強風注意報は、ハワイ島、マウイ島、ラナイ島にも発令されており、風の強さは時速32kmから48km、時速80kmの突風が吹く恐れがある。
マウナ・ケアとマウナ・ロアの山頂も、時速72kmから88kmの強い風になり、時折吹く突風は時速100km近くなると予想されている。
マウイ島のハレアカラの山頂は、西風が時速40kmから56kmとなると見られている。
強風と乾燥が重なった時に火の手が上がると、一気に燃え広がって大きな火災に繋がる恐れがあり、充分な注意が必要だ。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.8)