ハワイ州ワクチンを初注文
12月4日にハワイ州はファイザー社に対して、初めてのワクチンの注文を行なったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
今週にも行なわれる予定のアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を得て、4,875回分のワクチンは12月中に到着する予定だという。
保健局の報道官ブルックス・ベイア氏によると「もし認可が下りれば、48時間から72時間以内に追加注文を出す予定だ。これは試験的なもので、輸送の問題や保管の問題、こちら側でどのように取り扱うかなど確認しないといけない」という。
ハワイ州ではまずおよそ12万人の高リスクの住民、18歳以上の人口の11%にあたる人々にワクチン接種を行なうとしているが、各人が2回の接種を受けるために24万回分のワクチンを必要とすることになる。
ハワイ州当局では、医療施設で働く医療従事者に最初のワクチンを行なうとしている。
そして、来年半ばには全住民がワクチン接種を行なうことを目標にしているという。
「ワクチンはもうそこまで来ている。それまでの間、みんなが社会的距離を保ち、マスクを着用して、もう少し辛抱しなければならない」
写真:Giovanni Cancemi _ Shutterstock.com
(日刊サン 2020.12.07)
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