生木のクリスマスツリーは、11月5日(日)に初便がオレゴン州とワシントン州からハワイに到着しているが、ハワイ州農務局(DOA)によると、今シーズンのツリーは昨年よりも少なめだという。
ホノルル・スター・アドバタイザーの報道によると、今シーズンハワイで入手可能なツリーは120コンテナ、約5万9395本で、昨年より30コンテナ、約2万本少ないという。この減少は供給の問題ではないようで、DOAの植物検疫支部のジョナサン・ホー支局長代理によると、価格、地元産の生木の入手可能性、人工ツリーの使用急増など、さまざまな要因が考えられるという。
現在、害虫混入のために港で止められている木はない。ホー氏によれば、その結果は、木がハワイに到着する前に「最良の管理慣行を行う」というDOAとオレゴン州およびワシントン州の農業局との合意によるものだという。同氏は、「不適格がないのは非常に素晴らしい。歴史的に見ると、ここ5年から7年の不合格率は1%から7%程度だったが、今年はゼロでよかった。これらのベスト・マネージメント・プラクティスは、害虫や外来種が州内に侵入するのを防ぐのに非常に役立っている」と語った。
輸入クリスマスツリーだけでなく、地元産のクリスマスツリーも販売されている。今年で48年目を迎える家族経営の「クリスマス・ハワイ」は、アラモアナセンター近くのアトキンソン・ドライブにいつものロットをオープンし、11月20日(月)からプレ・ツリー、23日(木)からグリーン・ツリーの販売を開始した。また、リースやガーランドも販売している。
クリスマス・ハワイのオーナーのポーラ・タジリ氏によると、今年は2600本を入荷し、まだかなりの在庫が残っているものの、ノルトマンモミとグランドモミはすべて完売したという。同社は毎日午前10時から午後9時まで営業しており、今週末は休業となる。
オアフ島で唯一のクリスマスツリー農場であるワヒアワのヘレマノ農場では、これまでに2000本以上のツリーを販売したという。サイプレスツリーは完売し、ノーフォークが1000本近く残っている。農園は23日(土)まで、水曜日から金曜日は正午から午後6時30分まで、週末は午前10時から午後6時30分まで営業している。
シェアする
画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.7)