ホノルル不動産協会が12月6日(月曜日)に11月の不動産状況報告を発表したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
オアフ島の不動産価格は最高記録となり、購買意欲の高い買い手が多いこともあって住宅が市場に出ている日数も短くなったという。
一戸建て住宅の中間値は1,050,000ドルで、8月と9月と同じ最高記録となり、10月の100万ドルを加えて4カ月連続で7桁の大台を超える結果となった。
昨年10月時の価格872,500ドルと比べ、20.3%の値上がりとなっている。
一方、コンドミアムは中間値は50万ドルで、8月と10月と同じ最高記録となった。
昨年10月時の価格42万ドルと比べ、19%の値上がりとなっている。
一戸建て住宅と比べてコンドミアムは手に入れやすい価格帯ということで、11月のコンドの売買件数は昨年同時期407件から47.7%上昇して601件となった。
40万ドルから50万ドルの価格のコンドが最も買い手の関心が高く、売買件数の18%を占める109件だった。
ホノルル不動産協会の代表であるシャノン・ヘブン氏は「明らかにオアフ島の不動産購買希望者は十分に準備をしてきて、時間を無駄にしません。不動産業者と連携して、オファーをすぐに提出しています。そして多くの売り手は、希望価格を超える複数のオファーを受けています。ホリデーシーズンにもかかわらず、この傾向は続くと見ています」と述べている。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.7)
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