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介助動物ってなに?

介助動物ってなに?

飼い主の感情をサポートする動物(エモーショナル・サポート・アニマル)と呼ばれる動物がいる。

飼い主の不安感や緊張感を和らげるとされて、盲導犬などの介助犬同様に飛行機に搭乗する事が許可されてきたが、アメリカ連邦輸送省(DOT)の新しい発表によると、今後エモーショナル・サポート・アニマルは飛行機における介助動物とは認められないと発表されたとフォックスニュースが伝えている。

今まで、孔雀やリス、ハムスター、仔馬やブタ、ヘビなど様々な動物がエモーショナル・サポート・アニマルとして機内に持ち込まれており、その度に大きな話題となり、介助動物についての議論が行われてきたが、今回の決定により決着をみた形となる。

今回の発表では介助動物の規定として「障害を持つ人の利益のために、仕事を行なうように個別に訓練され、与えられた仕事を行なうことのできる犬」としている。

介助犬を飛行機に乗せるには事前の申請が必要で、ハーネスとリードをつけ、空港でも飛行機内でも大人しくしていることが求められる。

もし攻撃的であれば航空会社は搭乗を拒否することができ、同一の飛行機に搭乗する介助犬の数を制限することができるが、それ以外での理由で介助犬の搭乗を拒否することは許されない。

確かに動物をそばに置くことで癒しを感じることはできるが、もしヘビがエモーショナル・サポート・アニマルとして誰かに持ち込まれて自分の近くの座席に座っていたらと考えると微妙なところだろう。

今回の決定を妥当とみるか、認められないとみるか、意見は様々なようだ。

(日刊サン 2020.12.07)

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