世界中でeスポーツの需要が高まり、競技人口は増加の一途をたどっているが、ハワイは全米のどの州よりもeスポーツへのアクセスが悪いという新たな調査結果が発表された。
KHON2の報道によると、この調査は、インターネットのダウンロード速度や費用、インターネットプロバイダーの数、人口10万人あたりのゲーム関連コンベンション、GameStop店舗、Best Buy店舗、技術修理店など11の要素に基づき、各州の「ゲーマー指数」を100点満点で採点したもの。100点満点中、ハワイは21点余りという結果が出た。
しかし、ハワイ・パシフィック大学(HPU)とオレロ・コミュニティ・メディア(‘Ōlelo Community Media:OCM)はこの状況を変えようとしている。HPUでは、革新的な学習とeスポーツプログラムのための学生中心のスペース「eスポーツ・アリーナ」を設立した。この施設は一般公開されており、全体の60%から70%が一般のゲーム時間帯に利用されているという。
一方、OCMはeスポーツへの投資を、ハワイ住民がゲーム業界で優位に立てるようにするための長期的な戦略だと考えている。HPUを支援するため、OCMは多くの技術サポートとゲームサポートを提供し、人々がアクセスできるようにしている。
HPUのeスポーツ・アリーナは、ダウンタウンのアロハタワー・マーケットプレイス内にある。レストラン「スパゲッティ・ファクトリー」のすぐ後ろ、中央通路に向かって右側にあり、小さな青い看板が目印となっている。
週7日オープンしており、ハワイ住民だけでなく旅行者も、年齢・経験問わず誰でも利用することができる。月曜日から金曜日は午後1時から、週末は午前11時から営業している。閉店は午後11時なので、時間はたっぷりある。なお、午後9時以降は、大人同伴でなければ未成年者の入場は禁止されている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.6)