改装工事のため2020年8月より閉館しているマウイ島カフルイ公立図書館が、5日(火)正午より一部再開されることとなった。これは、8月の火災で消失したラハイナ公立図書館を補うための措置であるとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
再開されるのは、一部図書資料の閲覧、貸出、予約、返却、図書館のWi-Fi、公共コンピューター、プリンター、コピー機の利用となっている。ニュースリリースによると、改修工事は続行され、健康と安全上の理由から、図書館の一部のエリアは閉鎖されたままになるという。
クイーン・カフマヌ・センター近くのスクール・ストリート90番地にあるカフルイ公立図書館は、空調システムの交換や、エネルギー効率の高い照明や新しい天井パネルの設置など、内装の改善が行われた。ニュースリリースによると、先のパンデミックにより、製造やサプライチェーンの問題が発生し、職員が不足したため、改修を完了することができなかったという。
なお、ウェブサイトlibrarieshawaii.orgでは、電子書籍、ストリーミング映画、語学レッスン、新聞の閲覧といったデジタルサービスを、図書館カードを使って利用できる。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.5)