日刊サンWEB|ニュース・求人・不動産・美容・健康・教育まで、ハワイで役立つ最新情報がいつでも読めます

ハワイに住む人の情報源といえば日刊サン。ハワイで暮らす方に役立つ情報が満載の情報サイト。ニュース、求人・仕事探し、住まい、子どもの教育、毎日の行事・イベント、美容・健康、車、終活のことまで幅広く網羅しています。

デジタル版・新聞

こぼれ話 ニュース

【世界のこぼれ話】忘れ物のぬいぐるみが病院内を探検 メイン州

メイン州ポートランドにあるマーシー病院で、忘れ物のぬいぐるみの子豚が話題になっているとCNNが伝えている。

6歳のエロイーズ・ドーンさんは、外科手術を受けるためにマーシー病院に入院した。彼女の母親のギャビーさんは、ピギーという名前の子豚のぬいぐるみを必ず用意した。ギャビーさんは、「うちの子が手術を受けるのは初めてだったので、ストレスの多い数日間だった」と振り返る。

手術が終わり、エロイーズさんは退院したものの、大事なピギーを病院に忘れてしまった。看護師の一人がそのぬいぐるみを見つけたとき、担当看護師だったフィービー・ストリッチさんは少し楽しむことにした。「ちょっと冗談のつもりで、面白いことをしようと思った。『ピギーは一日中私の後をついて回るよ、ピギーは私と一緒にランチを食べるよ』という風にね」

ストリッチさんは、サンドイッチを食べるふりをしているピギーの写真を撮った。また、ピギーを一緒に連れて院内を歩き、病院での「冒険」を記録した。これらの写真は、後にエロイーズさんに渡すために撮ったという。

エロイーズさんと母親がピギーを迎えに病院に戻ると、ストリッチさんからピギーと一緒に本を贈られた。その本の中でピギーは身長と体重を測り、手術や病院のカルテについて学んでいた。

ギャビーさんは、「彼女が経験したことを処理する良い方法だったし、手術のことを人に話すとき、ページをめくって何が起こっているのかを説明することができた」と語った。看護師のストリッチさんは、自分の楽しいアイデアが母娘に影響を与えたことを知り、「私がしたことが、彼女にとって意味があったのだと思うと、とてもうれしい」と語った。

シェアする

画像:pixabay.com / QuinceCreative

 

(日刊サン 2023.12.4)

返信する

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Social media & sharing icons powered by UltimatelySocial
Twitter
Visit Us
Instagram