11月5日(日)、カピオラニ・ブルバードにあるナイトクラブ「ザ・ディストリクト」と「リパブリック」の外で、ペッパーボール銃を人々に向けて発砲し、後に銃器を所持していたことが発覚した既決重罪犯が拘留されることになったとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
裁判文書によると、クリス・ホン・トラン容疑者(42)は、ペッパースプレーと同じ効果を与えるペッパーボール銃で人々を撃った。目撃者が同容疑者を拘束し、後にホノルル警察(HPD)が現場に到着してテロ脅迫の疑いで身柄を拘束した。また、HPDの警官は、トラン容疑者のレクサスSUVの中からシグ・ザウアーSP2022拳銃を発見、加えてズボンの右前ポケットから9発の実弾入りピストル弾倉を発見した。
11月6日(月)、トラン容疑者はFBI捜査官同席のもと、HPD刑事の事情聴取を受けた。同容疑者は車の登録所有者ではなく、主な運転者だと話したとされる。また、逮捕されたことも、逮捕に至る経緯も覚えていないと主張したという。
トラン容疑者は2011年に覚せい剤取締法違反で有罪判決を受け、1年以上服役した後、銃器の所持を禁じられている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.4)