ハナウマベイついに再開 変更事項に注意
新型コロナウィルスの感染が拡大した3月以来ずっと閉鎖されていたハナウマベイは12月2日についに再開したとKHONが伝えている。
ハナウマベイは今まで1日平均で3,000人の訪問者を受け入れてきたが、研究者たちによると、閉鎖していた8カ月半の間に水は64%も透明度が上がり、大きな魚やアザラシがより頻繁にエリアを訪れるようになったという。
ハナウマベイを保護する環境保護団体の代表であるリサ・ビショップ氏は「新型コロナは世界中の人々に大きな困難をもたらしたが、環境問題の観点から見ると、ハナウマベイにとっては非常に良いものをもたらせてくれた。閉鎖になってからというもの、ベイは自然の治癒力を発揮している。40年間で初めて、サンスクリーン剤が海面に浮かず人工的な沈殿物もなく、サンゴ礁はスノーケルや水泳をする人々に荒らされずにいるのです」と述べている。
また、ハナウマベイに訪問者がいるときには見られなかったアザラシも訪れるようになったという。
また、今回の再開に際してカーク・コールドウェル市長は、ハナウマベイの環境を守るためにいくつか施設利用に関する変更があると発表している。
- マスクは常に着用
- 月曜と火曜は休業
- 車両と歩行者の入場は午前8時から午後2時まで
- 訪問者は午後4時までに退場
- 入場人数は1日720人までに制限
- 一度にベイに滞在できるのは30人までに制限
- 訪問者は全員教育ビデを鑑賞する
- ハナウマベイへの市営バスの運行はない
- ギフトショップや売店は閉鎖
- スノーケルやロッカーのレンタルも閉鎖のため、スノーケルの器材は各自で持ち込むように
- トイレとシャワーは利用可
州外居住者は入場料が値上げされ、7.50ドルから12ドルとなり、駐車場料金も州外居住者は3ドルとなった。(州内居住者は無料)
(日刊サン 2020.12.03)
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