マウナ・ロア火山の噴火を見ようとハワイ島への観光客が急増する中で、安全な見学地点(Public Viewing Area)が1日(木)に設置されたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
関係者は、見学場所をオールド・サドル・ロード沿いに設置することで、ダニエル・K・イノウエ・ハイウェイの交通渋滞を緩和できるのではと期待しているという。
ハワイ郡シビル・ディフェンスのタルマジェ・マグノ氏は、「観光客が見学地点に行ってくれれば、ハイウェイの渋滞が収まり、安全面の懸念も取り除かれる」と述べている。
一般に向けて場所を提供するだけでなく、そこへの誘導も行われている。
見学地点に向かう人々を警備担当者らが誘導し、道路の右側に駐車して見学するよう呼びかけている。
救急車両通行用のため、左側は駐車禁止となっている。
また、見学は90分以内とし、利用者は車両からあまり離れないよう求められている。
住民が通勤のためにこの道を利用することは許可されていない。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.2)