ハワイ島到着後検査開始
現在ハワイ州では14日間の自己隔離を免除する方法として、ハワイへ出発する72時間以内に新型コロナウィルス感染症に感染しているかどうかを州指定医療検査施設で検査を受けて陰性結果を提出するよう求めているが、島によってはさらに厳しい措置が行なわれる。
12月2日よりハワイ島に到着する太平洋を横断してやってくるすべての訪問者(主にアメリカ本土からの訪問者)に対して到着後検査を受けるよう求めることになるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
ハワイ島市長であるハリー・キム氏の任期は終了まで残り数日とわずかだが、最後の新型コロナ対策として、この新しいプログラムを行なうこととなった。
キム市長は、アメリカ本土の感染拡大を懸念していると述べている。
12月2日から太平洋を横断してやってくるすべての訪問者はコナ国際空港で到着後に簡易抗体検査を受けることになる。
新しい市長であるミッチ・ロス氏は来週月曜日にハワイ島市長に就任する。
また、カウアイ島では2日から島内移動の訪問者も含めてすべての訪問者は14日間の自己隔離を求めている。
例え州認可の医療検査施設で事前検査を受けて陰性証明を提出しても自己隔離は免除されない。
目的地により状況が異なるために、旅行前には正確な情報を自治体のウェブサイトなどで確認する必要がある。
(日刊サン 2020.12.02)
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