元ホノルル市長アイリーン・アンダーソン氏が11月3日に亡くなっていたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
アンダーソン氏はホノルル市の初めての、そして現在に至るまで唯一の女性市長として1981年から1985年まで活躍した。
1980年の市長選挙では、当時現職市長として人気のあったフランク・ファッシ氏を相手に70%の投票を獲得して大勝し、ハワイ・ビジネス・マガジンの「今年の女性」に選ばれた。
市長になる前も、当時のジョージ・アリヨシ知事のもとで、ハワイ州予算財政局の初の女性局長を務めた。
「アンダーソン元市長は、少女たちや若い女性たちが政治の世界に身を投じようと考えたり、自分が選択した分野において指導者となろうと考えるインスピレーションを与えた先駆者でした」とデービッド・イゲ知事は述べている。
ブランジャルディ市長も同様に「アンダーソン氏はすべてに少女たち、そして素晴らしいことを達成しようと夢見る恵まれない環境にある人々にとって素晴らしい手本となりました。ホノルル市に対する彼女の貢献は、永遠に残るでしょう」と述べている。
アンダーソン夫妻は、ボーイスカウトやガールスカウト、アロハ・ユナイテッド・ウェイ、カネオヘ・リトルリーグ など他の地域活動にも非常に熱心だった。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.1)
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