サンクスギビングの翌日の金曜日はブラック・フライデー、翌月曜日はサイバー・マンデーであることは有名だが、その次の日である火曜日がギビング・チューズデーということをご存知だろうか?
このブラック・フライデーやサイバー・マンデーという商業主義と消費者主義に対抗するものとして2012年にニューヨークの慈善団体と国連基金が始めたとされており、「クリスマス前に寄付をしよう」という日だが、昨日のギビング・チューズデーにフードバンクのために1,000ポンド(およそ450キロ)以上の食料を集めた高校生がいるとKHONが伝えている。
ショーン・フルタさんはアセッツ・スクールのシニア(日本でいう高校3年生)だが、ハワイ・フードバンクでインターンとして働いていた。
アセッツ・スクールでは地域の団体と協力して、生徒が週に1日何らかの地域貢献をするというプログラムを行っており、ショーンさんは今年毎週水曜日にフードバンクで活動していたという。
ショーンさんは「1カ月にわたる寄付活動で1,142ポンドの食料を集められたのは素晴らしいことだと思います。学校が地域に貢献することができました」と述べている。
父親のジャスティンさんは「息子は自分で決めて行動します。私の影響を受けたということではありません。すべて息子の手柄です」と述べている。
フードバンクの代表であるエイミー・マーティンさんは「本当に素晴らしいことです。ホリデーシーズンに恵まれない家庭に食料を配布するための重要な時期なのです。アセッツ・スクールの活動には感謝をしています」と述べている。
フードバンクでは保護者の承認があれば8歳からボランティア活動に参加できるという。
フードバンクのボランティア活動の詳細はこちらから。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.1)
シェアする