【世界のこぼれ話】タバコ関連死年間7万5000人 低減目指しビーチを禁煙 フランス
フランスの保健大臣は、28日(火)、国家的な禁煙計画を発表した。その一環として、国内のすべてのビーチや公共の公園、森林、その他の公共の場所での喫煙が禁止されることになったとAP通信が伝えている。
オーレリアン・ルソー保健予防相は、BFMテレビにて、タバコはフランスで年間7万5000人の回避可能な死をもたらしていると述べた。政府は来年の初めに、喫煙に対して罰金を科すことができる場所の範囲を拡大する法案を提出する予定だという。
ルソー保健予防相は、「ビーチ、公園、学校の周辺など、すでに多くの場所で試験的に導入が始まっており、今、我々の決意を示すために、一般的なルールへと向かっている」と語った。
立法府はまた、使い捨ての電子タバコを非合法化する意向で、来月、国会で禁止法の草案が採決される予定となっている。
シェアする
画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.11.30)