カウアイ島事前検査プログラムから一時撤退が承認
カウアイ市長であるデレック・カワカミ氏はハワイ州による事前検査プログラムから一時的に撤退したいという要望を提出していたが、デビッド・イゲ知事は11月27日にこれを承認したとKHONが伝えている。
これにより、12月2日からカウアイ島を訪れる全ての人々は14日間の自己隔離を行わなければならなくなる。
イゲ知事は、アメリカ本土における新型コロナ感染数の増加とカウアイ島における感染拡大を考慮し、カウアイ島内の医療施設が患者を受け入れられないような状態になるのを防がなければならないと述べている。
カワカミ市長は「この一時撤退により、カウアイ島を訪れる全ての人が14日間の自己隔離を行なうことになる。これは現時点でカウアイ島にとって最も安全な方策だ」と述べた。
しかし一方でこれから本格的なホリデーシーズンを迎える今、今回の措置はこれまで準備をしてきた一部のビジネスにとって大きな打撃となる。
レストラン経営者であるブレット・ラーソン氏は、このホリデーシーズンに来る観光客による売り上げを期待していたが、この状況では一部の従業員を解雇せざるを得ないと落胆している。
医療従事者など一部の人々はこの自己隔離から免除されるが事前に申請が必要になるため、詳細はこちらから。
(日刊サン 2020.11.30)
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