カイムキにあるケーキ店「オットー・ケーキ」の店舗に閉店後に強盗が押し入り、店舗の売上金を盗んだ事件ではホノルル警察は犯人を追っている。
関係者によると複数の犯人は店の正面玄関の鍵を壊して店内に入り、簡易金庫の中にあった現金が盗まれたとKHONが伝えている。
今月17日には、ワイマルにある「パンケーキ・アンド・ワッフル」に男性1人が押し入り、店内の金庫を持ち去るという事件も起こっており、パールシティにある「グッドウィル」の店舗にも別の男性が押し入って金庫が持ち去られている。
ホリデーシーズンを迎えて、パンデミックの打撃から懸命に立ち直ろうとしている地元のビジネスにとって最近頻発している強盗は大きな懸念となっている。
クライム・ストッパーは、持ち運べるような簡易手提げ金庫を利用しないように求めている。
「もし金庫を使うのであれば大きくて、床にボルトで固定されているタイプのしっかりとした大きな金庫を使ってください。また、家の鍵をしまっておく箱(ロックボックス)に鍵を入れておくことは危険なので、店舗での一般家庭でも絶対にしないでください。深夜の配送や次のシフトの人のためにロックボックスに鍵を入れておく店舗に強盗が入るという事件が数件起きています」
また、防犯カメラに投資して高画質のカメラにすることを推奨している。
クリス・キム巡査部長は一般の人々に対しても「もし車を運転していて、誰か店に押し入ろうとしているというような怪しい動きを見たときには、911に通報してください。そして、状況を説明して警官を現場に送るよう依頼してください。犯罪を未然に防ぐことができるのです」と協力を呼びかけている。
クライム・ストッパーのウェブサイトでは、これらの事件の犯人と思われる画像を公開しているおり、匿名の通報を受け付けている。
写真: Shutterstock.com
(日刊サン 2021.11.29)
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