コロナ禍のブラックフライデーは?
今年のブラックフライデーは新型コロナでどのように変わったのかをハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
サンクスギビングの食事が終わった後、ハワイのショッピングモールには買い物客が早々に列を作っていたところがある。
パールリッジセンターでは金曜朝にはおよそ10名以上の人々が並んでいたが、その中の1人ケニーさんは午前2時から並んでいるそうだ。
ケニーさんのお目当てはプレーステーション5かX BOXだ。
「今年は新型コロナでいつもよりも列が短いだろうと思ってきた。ワイケレのアウトレットにあるゲームストップに行ったら、もう20人か30人くらい並んでいたからパールリッジセンターに来たんだ」
一方、昨年はサンクスギビング当日から人だかりができていたアラモアナセンターでは金曜朝の時点で誰も並んでいない。
オアフ島は経済再開計画に第2段階で、小売店舗では収容人数上限の50%までしか入店が認められていない。
また社会的距離を取ることも求められているため、ウィリアム・ソノマやバナナ・リパブリックなどの全国展開チェーンは閉鎖をしているところもある。
また、オンラインで注文して店舗で受け取る方式を利用する人も多いという。
大手小売店のウォールマートでは、ゲーム機、ワイアレスヘッドホン、カプセル型コーヒーマシン、自動掃除機が今年の人気商品だということだ。
全国的にはオンラインショッピングが人気で、昨年対比で21.5%増加している。
これからサイバーマンデーまで忙しくなりそうだ。
(日刊サン 2020.11.27)
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