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【ハワイニュース】ブレイズデル・センターでサンクスギビングの食事会

24日のサンクスギビング(感謝祭)当日はあいにくの雨と強い風となったが、多くの人がホリデーを楽しんだ。

ブレイズデル・センターでは、サルベーション・アーミーがサンクスギビングの食事の無料提供を行ったとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

新型コロナ感染拡大で2年間中止となっていたイベントだが、今年で第50回を迎えた。

ステージに設置されたテーブルには丸焼きの七面鳥が置かれ、その周りに紫色の蘭で作られたレイが飾られた。

リック・ブランジャルディ市長が七面鳥にナイフで切り分け、エプロンをつけたジョッシュ・グリーン次期知事がそれを皿に盛りつけた。

メニューは、七面鳥と詰め物、ライスにグレービー、パン、デザートのパイとパイナップルというもので、数十人のドミノ・ピザ従業員をはじめ、多くのボランティアが、それらの乗った皿を人々に配った。

また、およそ600人のボランティアが食事の準備と片付けに参加したという。

今回の食事には、七面鳥100羽、詰め物300ポンド(136キログラム)、グレービー35ガロン(132リットル)、ライス350ポンド(160キログラム)、パイナップル135個、パンプキンパイ275個が用意された。

およそ2,000人の参加を予定していたが、実際には1,100人だったため、余った食事はホームレスの人々に配布されることになっている。

サルベーションアーミーでは今週、6,000食以上を州内各所で提供したという。

参加者が思ったほどに集まらなかったことについては、悪天候と新型コロナの感染への危惧が主な原因だったのではないかと見られている。

それでも人々は一緒に食事を楽しみ、ブランジャルディ氏とグリーン氏とハイタッチをし、会場は暖かい雰囲気に包まれた。

同団体では、これからのホリデーシーズンに向け、無料の食事提供を継続して行うため寄付を集めている。

また、フードランド(Foodland)とサックン・セーブ(Sack N Save)では、「シェア・ホリデー・フィースト(Share Holiday Feast:ホリデーのご馳走を分け合おう)プログラムを行っており、レジでの支払い時に募金することができる。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2022.11.25)

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