明日のサンクスギビングに食べるターキーを既に購入した人々は、例年に比べて値段がかなり高いことに気がついたことだろう。
米国農務省の報告では、8ポンドから16ポンド(およそ3.5キロから7キロ)の冷凍ターキーの価格は昨年から27%も値上がりしているのだ。
フォックス・ニュースがウィスコンシン州のターキー農家にその理由をインタビューしている。
ターキー農場を経営しているカイル・スコットさんと妻のディーナさんによると、「理由は全てのものの値上がりです。機材、燃料、人件費、全てです。輸送料金も餌も高くなりました」
理由はそれだけではない。
農場から仕入れたターキーを加工する工場でもターキーを加工する従業員が不足しているという。
十分なターキーが市場に出回らないことでさらに値段が上がっていくようだ。
ディーナさんは「事前にスーパーに予約したターキーが手に入らないと連絡を受けて、うちの農場に電話をかけてくる人々もいますが、うちも既に3週間前に売り切れています」と述べている。
また、ターキーの生産量そのものも昨年から5%減少して、2015年以来最も低い数値となっている。
今年のサンクスギビングはポテトなどその他のものもインフレで値上がりしており、高い食事となりそうだ。
写真 : Shutterstock
(日刊サン 2021.11.24)
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