パロロバレーのカアウクレータートレイルで、23日午後から行方がわからなくなっていたハイカーの男性2人が、24日早朝、ホノルル消防署(HFD)に無事救助された。2人にけがはなかった。
HFDによると、23日午後11時37分頃、「夫と夫の友人が午後1時頃ハイキングに出かけたが、予定時刻を過ぎても帰って来ない」と女性から通報があった。消防隊は午後11時50分頃現場に到着し、捜索を開始した。
通報者の女性は、「午後5時半頃にテキストメッセージで夫と連絡を取ったが、その際、2人の携帯電話のバッテリー残量が少ないと言っていた。その後連絡が付かなくなった」と話したという。消防隊が現場に到着した際、女性は夫らの乗っていた自転車を探すためトレイルの登山口付近にいた。
消防隊は地上の捜索に加え、GPSを使った位置情報の検索と、トレイルの滝付近を中心に空からの捜索を行った。午前12時33分、地上で捜索していた消防隊員らが2人を発見した。2人は消防隊員らに徒歩で誘導され、午前12時59分に登山口に到着した。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.11.24)
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