香港ディズニーランドは、20日(月)、敷地を拡張し、映画「アナと雪の女王」をテーマにした初のセクション「ワールド・オブ・フローズン」とアトラクションをオープンしたとAP通信が伝えている。
ワールド・オブ・フローズンでは、映画の風景やキャラクターが登場し、ジェットコースターとボートの2つの乗り物で映画の様々なシーンを巡ることができる。「ディズニー・エクスペリエンス」社の代表であるジョシュ・ダマロ氏は、ここ10年での映画「フローズン」の成功について触れ、「ワールド・オブ・フローズンは、2005年の開園以来、香港ディズニーランドにとって最大かつ最も大胆な拡張を意味する」と語っている。
ディズニーは、今年9月、約10年の予定でパークとクルーズを600億ドル(約8兆8900億円:148円/ドル換算)かけて拡大すると発表した。パンデミックの後、中国人旅行者が再び海外に出かけている今、この新しいアトラクションは、長年赤字を垂れ流してきたテーマパークのゲームチェンジャーとなることを意味している。
香港はより多くの来客を呼び込もうと、パークを強化している。2022年6月には、マルチメディアと花火のショー「Momentous」がデビューした。
その他にもディズニーは、12月に上海ディズニーランドにズートピアをテーマにしたエリアを、来春には東京ディズニーシーにファンタジー・スプリングス・ポートを、そしてディズニーランド・パリにはフローズンをテーマにしたアレンデール王国を2024年か2025年にオープンする予定となっている。
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