オレゴン州当局は、16日(木)に地域の公園にてピューマの目撃情報があったため、地域住民に対し警報を発していたが、翌日、ピューマではなくただの家猫であったことが判明したため、警報が解除されたとKPTVが伝えている。
ピューマの目撃情報は、タイガード地区のクック公園にいた女性によって寄せられた。市当局によると、女性は正午ごろ、サッカー場の西側でピューマを目撃したという。そのため、公共事業局はタイガード警察とオレゴン州魚類野生生物局に通報した。
ピューマの出現により、付近の住民には、周囲から目を離さず、犬をリードでつないでおくよう呼びかけられていた。
しかし、17日(金)、野生生物局は、報告された動物はピューマではなく、家猫であることを明らかにした。同チームは、共有された監視カメラの映像を確認した結果、その日その地域で目撃された動物を家猫と特定することができたと述べた。同局の担当者は、「映像は粗いが、木やコンポスト、ゴミ箱と比較したときの大きさが第一の指標となった。また、フェンスの高さは6フィート(約183センチ)あることから推測すると、該当の動物の体長は1フィート以下(約30センチ以下)であることがわかった」と語った。なお、オレゴンに生息するピューマの体長は6〜8フィート(約183〜244センチ)とされている。
なお、当局は「こうした勘違いは、多くの人が思っている以上によくあることだ」と付け加えた。
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