ハワイ島マウナケア山頂付近で9日午後、ツアーバンが炎上したとKHON2が報じている。
事故が発生したのは標高約1万2,000フィート(3657メートル)、山頂から約1,800フィート(549メートル)下方にあるマウナケア・アクセスロードで、バンの運転手は走行中に煙の匂いに気付き、炎上する前にツアー客らをバンの外に避難させた。けが人はいなかった。この事故で、マウナケア・アクセスロードは一時通行止めになったが、翌日解除された。
ハワイ大学(UH)マウナケアレンジャーのオスカー・プオアさんは「上の方で黒い煙が上がっているのを見た。近づいてみたら車両が炎上していた。タイヤや車両に積まれていた酸素タンクが破裂し、爆発音が聞こえた」と話した。マウナケアスチュワードシップUHセンターのナフア・ギロスさんによると、天文台のスタッフや他のツアーの添乗員が、バンに乗っていたツアー客らをヘイル・ポハクのビジターセンターに避難させたという。
通報から約30分後、事故現場から12マイル離れたポハクロア・トレーニングエリアの連邦消防隊員らが現場に到着し、処理にあたった。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.11.19)
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