マスクは必須 厳しい罰則
デービッド・イゲ知事は11月16日にあらためて州内ではマスク着用が必須であることを発表した。
「ハワイ州ではどの島においても公共の場所においてマスク着用は必須である。また、事業者はマスクを着用していない個人に対して、入店やサービスの提供を拒否しなければならない(特別な免除の場合を除いて)」
マスクについては4月25日に着用するように求められていたが、4島の市長の中で、免除の範囲が異なっていたこともあり、混乱が生じていた。
そのため、知事は新たに緊急命令を出し、マスク着用が必須であることを宣言した形になる。
公共の場所でマスクを着用していないと軽犯罪として法律違反となり、最高で5,000ドルまでの罰金と犯罪歴がつく可能性がある。
犯罪者としての履歴は将来にわたり長く残るため、就職などの際に影響が出る恐れがある。
この罰則については厳しすぎるとの声も上がっており、今後の議会で罰則の軽減について検討される可能性があるという。
また、知事はホテル事業者に対し、陽性反応のゲストに対してホテルがどのような対応をするのかについての計画をハワイ観光協会に提出し、各自のウェブサイトにも公開するように命じた。
知事は、これからサンクスギビング、クリスマス、新年のお祝いと人々が集まるイベントが続くが、集まる人数を減らして各家族で祝うようにと求めている。
(日刊サン 2020.11.17)
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