オアフ島、カウアイ島両島の北岸、西岸で、波の高さが 12~16フィート(約3.7 ~4.9メートル)に達する可能性があると米国立気象局が注意を呼びかけている。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、高波は島の北西沖の海上で発生した風浪で、これが「うねり」として伝播していることが原因。
16日、17日に予想される北西のうねりは、海岸線を正面から襲う北のうねりほど壊滅的なものではない。しかし、毎年、冬季になると発生する強いうねりは、サンセット・ビーチやエフカイ・ビーチなどの海岸線沿いに建つ住宅に侵食などの影響を及ぼしている。
敷地内のビーチを維持するため、土嚢、タープ、コンクリート、鉄筋壁などを設置している住宅もあるが、これらの設置は法に触れる可能性もある。
ハワイ大学シー・グラント・プログラムの調査によると、ハワイでは今世紀末までに、海面が91~183センチ上昇する可能性があるという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.11.16)